大曽根 ゆき

人間の生きる意味は、「魂の進化」と「本来の自分を思い出すこと」にあると考えています。

私たちはそれぞれ異なる魂のテーマを持って生まれ、それを経験し、乗り越え、成長することで魂を磨いていきます。
人生で出会う人や出来事は、すべてこの成長のために用意されたもの。偶然のように見える出来事も、実はすべて必然であり、自分自身が決めてきたプログラムの一部です。

また、人は生きる中で、本来の自分を忘れてしまいがちです。社会や周囲の価値観に影響され、本来の魂の在り方とは違う生き方をしてしまうこともあります。でも、本当の意味で幸せを感じられるのは、「自分の魂が本当に望む生き方」をしているとき。そのために、自分の本質を知り、余計な思い込みや制限を手放していくことが大切です。

生きる意味は「自分で決めてきた人生のテーマを全うし、魂を成長させること」、そして「本来の自分を思い出し、自分らしく生きること」。
それができたとき、人は心の奥からの充実感や喜びを感じ、魂の輝きを取り戻していくのではないでしょうか。

出会う人も、起こる出来事も、迷いや悩みさえも——それらはすべて、あなたの本来の道へと導くサイン。私自身も、数々の不思議な巡り合わせの中で運命に導かれ、今に至ります。

私は大学時代、日本語学科で言語学を学び、歴史研究に没頭していました。その中で、「言葉」が持つ力に気づいたんです。言葉って、ただの情報伝達の手段じゃなくて、人の意識や運命を形作る鍵でもある。

言霊の力に興味を持ち、さらに日本語を学ぶ留学生との交流を通じて、「人の運命は生まれた環境だけじゃなく、自分の選択でいくらでも変えられる」と実感しました。この気づきが、のちに占いの世界へ進む大きなきっかけになりました。

卒業後は、陶芸専門美術館の展示解説員や外資系企業の販売員として働いていました。大学時代から夢中になっていたストリートダンスからフラに転向。
26歳のとき、あるメンターとの出会いをきっかけにハワイの精神や文化を深く学ぶようになり、そこでハワイ語の「ホ・オポノポノ」を知りました。
そこからさらに探求を進めると、「世界で最もスピリチュアルなマッサージ」といわれるロミロミに辿り着いたんです。

そんなとき、ロミロミの最高峰とされる指導者ノエラニ・ベネットが日本に来ることを知ります。
しかも、フラの先生からも彼女のスクール情報を聞くという不思議なシンクロが起きました。「これは行くしかない!」と思い、即スクールへ申し込み、本格的な修行の道へ。

半年に一度ハワイに渡り、唯一長期弟子入りを許可され、さらに数少ないインストラクター修行に進むことに。オアフ島やマウイ島ではスクールアシスタントも務めました。
修行はホ・オポノポノからハワイアンの精神性、カフナ(霊媒師)からも多くを学びました。

帰国後はロミロミサロンを開業し、気づけばハワイや県外からもお客様が訪れる人気サロンに成長。そして、さらに深く人の宿命を知るために、算命学と九星気学を学び始めました。

その後、粂(くめ)直子女史のもとで前世・ヒーリング・先祖供養を学ぶことに。
ここで、「人の運命は宿命だけじゃなく、魂の記憶や先祖の影響も受けている」ということを知りました。前世の記憶が現世に与える影響や、未浄化の感情が人生の流れを阻んでしまう仕組みを学び、それらを癒すことで人生が大きく変わることを実感。
出逢う人との前世からの繋がりを知り、そこから占いの枠を超えて「魂の本質」にアプローチする手法を確立していきました。

今は3人の子育てをしながら、算命学・九星気学のスクールを主催し、5,000人以上の鑑定を行ってきました。
たくさんの人が「本来の自分」に目覚め、「本当の自分を生きる」ためのお手伝いをしています。

—運命を知ることは、可能性を知ること—

大学時代に学んだ言語学が、まさか占いに繋がるなんて思ってもいませんでした。でも、言葉には目に見えない力が宿っていて、人の心を動かし、未来を創る力がある。
そして、私たちの魂は過去からの流れの中にあって、前世や先祖の影響を受けながらも、自分の意志で未来を切り開くことができるんです。

あなたの魂が本当に望む人生を生きるために、一緒に運命をひも解いていきましょう。